風呂敷
ものを包むために使用される正方形に近い形の布。古くは一反(幅約40センチ、長さ約12メートル)の織物を無駄なく裁断したものを用いたため、幅や長さに決まりはなく完全な正方形ではなかったが、現代では用途に合わせて様々なサイズの風呂敷がある。古くから贈答品は風呂敷に包み、先方の前で解いてから渡すのが日本の作法とされてきた。ものを包むという単純な機能でありながら、箱や長もの、瓶だけでなく不規則な形のものでも包むことが可能。風呂敷のサイズよりも小さければわずか3ヶ所を結ぶだけで包み、持ち運ぶことができる。
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