さんち 〜工芸と探訪〜

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東京でふらりと職人体験できる「Hacoa VILLAGE TOKYO」全フロアガイド

投稿日: 2019年7月4日
産地: 東京
編集:
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東京都心に、“職人”がテーマというユニークな施設がオープンしました。

その名も「Hacoa VILLAGE (ハコアビレッジ)TOKYO」。

hacoavillage

4階建ての建物の中には、木の雑貨が並ぶショップや本格的な工房、ものづくり体験ができるワークショップのフロア、そしてチョコレートショップも?

オープン直後の施設を訪ねて、各フロアを案内いただきました!

東京に突如現れた「職人のビレッジ」とは?

やって来たのは東京茅場町。

目の前を隅田川が流れ、すぐそばにオフィス街があるとは思えないほどゆったりした雰囲気の一角に「Hacoa VILLAGE」はあります。

hacoavillage
オープン直後とあって入口には祝い花が華やかに並んでいました

オープン直後とあって入口には祝い花が華やかに並んでいました

施設名にもなっている「Hacoa」とは、1500年もの歴史を持つ伝統工芸「越前漆器」をルーツに持つ、福井県鯖江市発の木製デザイン雑貨ブランド。

ドアを開けるとふんわりと木の香りに包まれました。1Fは木製プロダクトがずらりと並ぶショップになっています。

とはいえ、直営のお店だけならこれまでも東京に出店してきたHacoaさん。このお店はちょっと様子が違うようです。

まずは1Fを探訪!

まずは1Fを探訪!

まずは1F、木とチョコレートが融合したユニークな店内を散策

よく見ると店内は、商品に限らずあらゆるものが木製。

ハコアビレッジ
お手洗いのサインや

お手洗いのサインや

レジのトレイも木製です!

レジのトレイも木製です!

「作れるものは、できるだけ自分たちで手がけています」

と、フロアを案内してくれたのはHacoaクリエイティブ・ディレクターの木内宏美さん。さすが木のプロならではの内装です。

実はHacoaさんの製品はどれも、職人が自分でデザインから手がけているそう。そうすることで木の特性を活かした製品のアイデアが生まれるそうです。

ハコアビレッジ
ハコアビレッジ
ハコアビレッジ
先ほどのお手洗いマークも購入できます

先ほどのお手洗いマークも購入できます

こちらのメガネケース元々は‥‥

こちらのメガネケース元々は‥‥

このような細かな切込みを入れるアイデアで作られています

このような細かな切込みを入れるアイデアで作られています

人気は腕時計。カップルでお揃いを買ったり、男性用の贈りものに人気だそう。

ハコアビレッジ

もうひとつ、木の専門メーカーらしいサービスがありました。それが商品への名入れ。

サービスの案内板自体が、そのまま名入れ見本になっていました

サービスの案内板自体が、そのまま名入れ見本になっていました

混んでいなければ待ち時間20〜30分ほどで、名前や模様を気に入った商品に入れることができます。

様々なアイテムに名入れが可能。贈りものや記念品に良さそう

様々なアイテムに名入れが可能。贈りものや記念品に良さそう

そして木のプロダクトが並ぶ向かいには、ちょっと違う雰囲気のコーナーが。

ハコアビレッジ

「こちらは、チョコレートショップなんです。わたしたちが立ち上げたブランドなんですよ」

実はHacoaさん、「DRYADES(ドリュアデス)」というチョコレートブランドも立ち上げているんです。

ハコアビレッジ

「わたしたちが作っているプロダクトもチョコレートも、どちらも木の恵みなんですよね。

木の魅力をもっと世の中に発信していきたい想いが高じて、立ち上げました」

ハコアビレッジ
こちらのチョコレートの表面にはわずかな凹凸が。業界では異例だという木製の型をあえて使うことで、木の肌のゆらぎをチョコレートの表面に転写させているそう

こちらのチョコレートの表面にはわずかな凹凸が。業界では異例だという木製の型をあえて使うことで、木の肌のゆらぎをチョコレートの表面に転写させているそう

もちろん木型は、Hacoaさんのオリジナルです

もちろん木型は、Hacoaさんのオリジナルです

ドリンクもオーダーできます

ドリンクもオーダーできます

ちょっと手土産にチョコレートを買いに来た人が、ついでに木のアイテムを手に取ったり、名入れのサービスを待っている人が、合間にチョコレートを買い求めたり。

「ものづくりをもっと身近に」という想いが結びついて、1Fは木とチョコレートのお店というユニークな空間になっていました。そしてHacoaさんの想いは、ショップにとどまらず2Fへと続いています。

2Fはものづくりを肌で感じる絶景サロン

「2Fはワークショップやイベントを開くサロンスペースになっています」

ハコアビレッジ
2F

まず目を奪われたのが見晴らしのいいテラス。隅田川が目の前です。

ハコアビレッジ

「イベントがないときは解放して、1Fで買ったチョコレートやドリンクを持ち込めるイートインスペースにする予定です」

水辺のゆったりとした空気感に木の空間がよく似合います。これは1Fのお買い物と一緒にぜひ立ち寄りたいスポットです。

さらに、土曜を中心にここで行われるというワークショップも本格的。

ペーパーウェイトなど小物のほか、木のスツールまで作れてしまうそうです。

ちょうどワークショップ用の材料が置いてありました

ちょうどワークショップ用の材料が置いてありました

hacoavillage

完成形がこちら。自分で作ると一層愛着が湧きそうです

「スツールづくりでは材の角をやすったり塗装をしたり、最後の仕上げの工程が体験できます。

普段僕らが感じている、製品が出来上がる瞬間の感動をぜひ味わっていただきたくて」

そう語るのは、普段は本社のある鯖江の工房で働く職人さん。ワークショップでは、Hacoaの職人さん自らものづくりを手ほどきします。

3Fには彼らが試作などに使うラボがあり、その様子を見学することができます。

3Fに設置されていたサイン

3Fに設置されていたサイン

職人さんのこんな真剣な表情に出会えるかも

職人さんのこんな真剣な表情に出会えるかも

目指すのは、職人が活躍する未来

ハコアビレッジのテーマは職人。

「職人がもっと活躍する場と未来を」という願いから、木とチョコレートのお店が融合し、すぐ上の階でものづくりに触れられる、ユニークな施設が生まれました。

施設のいたるところには、世界観を伝えるサインが

施設のいたるところには、世界観を伝えるサインが

そんなHacoaさんが大事にしている職人の世界観は、各階をつなぐ階段でも感じることができます。

ハコアビレッジ
実際のものづくりの様子や鯖江の自然など、私たちのルーツや想いを表す写真

実際のものづくりの様子や鯖江の自然など、私たちのルーツや想いを表す写真

3Fから4Fのオフィス階に向かう階段スペースには、未来をイメージした写真を飾っているそう

3Fから4Fのオフィス階に向かう階段スペースには、未来をイメージした写真を飾っているそう

ハコアビレッジ

「今後はいわゆる伝統的な工芸品に限らず、左官や庭師など、各界の職人をお呼びしてのトークイベントやものづくりの塾も開いていく予定です。

東京に限らずこうした発信拠点をもっと増やしていきたいですね」

職人サロンと題したトークイベントなど、今後も参加・交流型の情報発信を充実させるそう

職人サロンと題したトークイベントなど、今後も参加・交流型の情報発信を充実させるそう

お店だけ、工房だけでもなく、作り手も使い手も一緒にものづくりを楽しむ「ビレッジ」。

平日に、休日に、来るたびに違う楽しみ方で職人の世界を味わえそうです。

<取材協力>
Hacoa VILLAGE TOKYO
東京都中央区新川1-20-6
https://hacoa.com/directstore/shopinfo/hacoavillage-tokyo/

文:尾島可奈子
写真:尾島可奈子、Hacoa
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