さんち 〜工芸と探訪〜

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「工藝を我らに 二〇一七」資生堂が提案する美しい生活のための展覧会が7月にスタート

投稿日: 2017年5月25日
産地: 静岡
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十四代 今泉今右衛門 「色絵吹墨墨はじき雪文化粧具入揃」 2016年

十四代 今泉今右衛門 「色絵吹墨墨はじき雪文化粧具入揃」 2016年

2017年7月4日に、静岡県掛川市にある資生堂アートハウスのリニューアル・オープンが決定。リニューアル・オープン後の最初の展覧会として、2015年より始まった第一期「工藝を我らに」の最終回となる「工藝を我らに 二〇一七」が開催されます。

1872年、日本初の西洋調剤薬局として創業した資生堂は、西洋料理店の先駆けとなった資生堂パーラー、また、画廊として最も永い歴史を刻む資生堂ギャラリーの経営など、多様な文化を独自の美意識で彩りながら世に送り出してきました。商品はもとより、パンフレットの一枚に至るまで、微に入り細を穿ち、美しいもの、品格のあるものを創造することに情熱をかたむけた志しは、変化を続ける時代の中にあって、一化粧品会社の立場から美しく質の高い生活を提唱し、日常生活全般を芸術化したいと願う強い意志に貫かれたものでした。

小西寧子「寿椀」2016年

小西寧子「寿椀」2016年

松島 巌「目玉文マーブル紡ぎガラス瓶」2016年

松島 巌「目玉文マーブル紡ぎガラス瓶」2016年

「工藝を我らに」は、美術品として扱われ、私たちの日常から遠ざかってしまった「工藝品」を生活の内に取り戻すための試みです。そして、資生堂が永い年月を通じ、人々の生活を豊かにするものと信じて続けてきた提案を展覧会の場を通じて新たに発信するものです。 今回の「工藝を我らに 二〇一七」では、5名のメンバーの新作を中心に、過去2回の同展出品作やアートハウスの収蔵品による新たな組み合わせを試みます。そして、私たちの日々を豊かにし、喜びをもたらし、大切に受け継がれていくことのできる工藝品を紹介しながら、さらには、生活の中での用い方や楽しみ方も併せて提案されます。

小椋範彦「蒔絵鳳来蕉文短冊箱」2017年

小椋範彦「蒔絵鳳来蕉文短冊箱」2017年

内田鋼一「白金彩線刻文茶碗」2016年

内田鋼一「白金彩線刻文茶碗」2016年

工藝のもつ力、そして、この不安で浮薄な時代に、真心を込めて制作された美しく確かな品々と生活を共にすることで得られる幸福を分かち合い、広く共有していく場となりそうです。

「工藝を我らに 二〇一七」

会期:2017年7月4日(火)~ 9月24日(日) 〈入場無料〉
会場:資生堂アートハウス
オフィシャルサイト:http://www.shiseidogroup.jp/art-house/exhibit/future.html

関連企画
1.学芸員によるギャラリートーク
日時:7月21日(金)、22日(土) ・ 8月25日(金)、26日(土) ・ 9月15日(金)、16日(土)
各日14:00-14:30 <参加費無料|申込み不要>
会場:資生堂アートハウス

2.コレクションに親しもうシリーズ「アートハウスでお茶を」
展覧会出品作品を使い、アートハウスを会場に、親子でお茶とお菓子が楽しめます。
(日程等詳細は、後日資生堂アートハウスのホームページでご案内いたします)
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