さんち 〜工芸と探訪〜

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とびきりユニークなこけしが、仙台にあった! こけしのしまぬきの「通信こけし」と「仙台張子」

投稿日: 2019年3月2日
産地: 仙台
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わたしたちが全国各地で出会った “ちょっといいもの” を読者の皆さんへ紹介する “さんちのお土産”。

今回は、宮城県仙台市で見つけた、かわいい郷土玩具土産2つをお届けします!

伺ったのは、仙台の中心、アーケード街に本店を構える明治25年創業の老舗・こけしのしまぬき。もともとは煙草屋さんでしたが、お店に飾っていたこけしが人気になり、次第に専門で扱うようになったそうです。

大きなこけしがお出迎え

レトロな看板も味があります

こけしをポストに直接お届け!通信こけし

東北地方の伝統的な工芸品であるこけし。江戸末期から明治にかけて、温泉地の土産物として広く普及しました。

もともとは子供用のおもちゃとして親しまれてきましたが、近年ではコレクションを楽しむ人も増えていますね。こけしを愛好する女性を指す「こけ女」という言葉も生まれるほど盛り上がりをみせています。

伝統こけしは産地によって系統があり、サイズや表情、胴の模様などがそれぞれ異なります。

シンプルな造形ながら、その実とても奥が深いこけしの世界。特に宮城県は約10種類あるこけしの系統のうち「弥治郎(やじろう)系」、「遠刈田(とおがった)系」、「鳴子(なるこ)系」、「作並(さくなみ)系」など半数近くが存在する一大産地にあたります。

しまぬきさんの店内には伝統こけしだけではなく、こけしをモチーフにしたオリジナル商品が多く揃っています。今回のお土産1つめは、そのなかでもとびきりユニークな「通信こけし」。

こけしの中にくるくる丸めた手紙を入れて、宛名を書いた荷札をくくりつければ、そのままポストに投函することができます。

こけしの中に巻物状の便せんが入っています

送り方の説明書もしっかり付いています

ある日突然、自宅のポストにこけしが届いていたら‥‥。そんな相手の顔を想像しながら手紙を書いてみるのもいいですね。ちょっとしたサプライズのあとには可愛らしい置物にもなります。

とぼけた表情が愛らしい、手のひらサイズの仙台張子

また、しまぬきさんではこけしのほかにも、宮城や東北の工芸品を広く取り扱っています。

なかでも、ほっこりするような愛らしいフォルムと鮮やかな色合いが目を引くのが仙台張子。仙台市内で制作されている伝統工芸品のひとつで、1830~1844年(天保年間)に仙台藩の藩士松川豊之進によって作られ始めたと言われています。

仙台張子といえば青いだるまのモチーフが有名ですが、今回は手のひらサイズの羊のお面をチョイス。玄関や机に飾るのもぴったりです。

ちょっととぼけた憎めない表情がなんとも言えませんね。目に入るたびに和ませてくれそうです。

内側にもしっかりと模様が

ここで買いました。

こけしのしまぬき 本店
宮城県仙台市青葉区一番町3-1-17
022-223-2370
http://www.shimanuki.co.jp/

文 : いつか床子
写真 : 尾島可奈子
※こちらは、2017年8月2日の記事を再編集して公開しました。
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