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【職人募集】福井県鯖江市で8代・200年にわたって越前漆器をつくり続けてきた「漆琳堂」が塗師を募集します。

投稿日: 2017年5月2日
産地: 鯖江
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越前漆器の里、福井県鯖江市で江戸時代から続く塗師屋「株式会社 漆琳堂(しつりんどう)」が、あたらしい仲間を募集します。

漆器の産地は全国にいくつかありますが、越前漆器は業務用の漆器製造(旅館、料亭等で使われている漆器)が全国の約80%を占め、堅牢で実用的な漆器を製造している産地です。漆器はすべて分業制で、木地、下地、塗り、加飾(蒔絵、沈金)の工程にわかれています。

そんな中で「漆琳堂」が専門としているのは、塗り。一つひとつ漆を手塗りして、昔ながらの割烹漆器のほか、現代の生活に添った自社漆器ブランド、「aisomo cosomo(アイソモコソモ)」や「お椀や うちだ」を手がけています。

原料の漆はとても貴重なもの

原料の漆はとても貴重なもの

色とりどりの漆を使った「aisomo cosomo」

色とりどりの漆を使った「aisomo cosomo」

毎日の暮らしの中で使い続けるお椀を提案する「お椀や うちだ」

毎日の暮らしの中で使い続けるお椀を提案する「お椀や うちだ」

漆という文化にもっと愛着を持ってもらいたい。
日常に馴染む漆のうつわをつくりたい。
そんな思いで、日々ものづくりに取り組んでいる「漆琳堂」が募集するのは「塗師(ぬし)」です。

8代目の内田徹さん

8代目の内田徹さん

現在こちらでは7代目の内田清治さんと、8代目の徹さん親子が漆塗りを行っていますが、「漆琳堂」のうつわに魅了されて職人の世界に飛び込んだという若き女性職人・嶋田希望さんも2015年に東京からこちら鯖江に移住し、内田さんの元で塗師の修行中。また、2016年には大阪から移住して仲間入りしたスタッフも。近年「漆琳堂」のある河和田地区には県外からの移住者が増えているそうで、若い人々がものづくりを盛り上げています。
(嶋田希望さんのご紹介記事 「産地への移住。ものづくりの仕事と暮らし」

2015年に東京から移住して仲間入りした、嶋田希望さん

2015年に東京から移住して仲間入りした、嶋田希望さん

「漆琳堂」で働くみなさんは、とにかく誠実で温和。お昼休憩にはみんなで食卓を囲み、漆のうつわで食事をとります。漆塗りの作業は、息をのむような緊張感の中で黙々と行われますが、お昼はほっとひと息。団らんの時間です。

和気あいあいとお昼休憩

和気あいあいとお昼休憩

鮮やかな漆器に盛り付けられた料理。漆のうつわは日常のもの

鮮やかな漆器に盛り付けられた料理。漆のうつわは日常のもの

「漆琳堂」のあたらしい仲間、というよりも家族という言葉がしっくりくるかもしれません。

漆やお椀について基礎がある方、漆の器が好き、ものづくりが好きな方、職人のお仕事に興味がある方。伝統工芸士・8代目内田徹さんがていねいに指導をしてくれます。もちろん他県からの移住も大歓迎とのこと。鯖江市内の住居探しもサポートしてくださいます。

この地方のこの規模の会社だからこそ、任せてもらえる幅広い仕事。日々感じられる地域とのつながりや人のあたたかさ。

長く使える漆器は人から人、そして親から子へ伝わるものです。
越前漆器の技術を後世に。

「漆琳堂」の、そして越前漆器の未来を担う仕事に、名乗りをあげてみませんか?

2016年にオープンした漆琳堂直営店

2016年にオープンした漆琳堂直営店

もちろん古典的な漆器も

もちろん古典的な漆器も

ご応募・お問い合わせはこちらから

株式会社 漆琳堂
TEL :0778-65-0630
MAIL:info@shitsurindo.com
福井県鯖江市西袋町701
http://www.shitsurindo.com

<漆琳堂>
漆琳堂は創業1793年(寛政5年)初代 忠治郎より福井県鯖江市で代々漆業に携わってきた塗師屋。6代目 忠重が漆塗りのお椀を業務用漆器として全国の割烹・料亭・旅館に納入するようになり、7代目 清治(現代表)が東京・大阪に販路を広げ、2009年には8代目 徹と長年受け継がれてきた漆塗りの技術を基に自社ブランド「aisomo cosomo」を発表、2012年には「お椀や うちだ」がデビュー。この取り組みが認められ、2014年経済産業省がんばる中小企業300社に選定。2016年7月には、本社工房の地に新しく直営店をオープン。 直営店では自社ブランドのほか、1000種以上にも及ぶ業務用のお椀など、江戸時代から200年以上続く漆琳堂の仕事の数々を手にとって見ることができる。この地で育まれ、受け継がれてきた漆のものづくりと、先人より引き継いできたものを次の世代へと引き継ぎながら、漆とお椀の文化を発信している。
写真:木村正史、漆琳堂
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