さんち 〜工芸と探訪〜

SUNCHI ~ Explore japan through regional crafts ~

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さんちのオススメ産地 012 福井 鯖江さばえ 鯖江さばえ

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福井
鯖江

概要

美しい自然と豊かな水資源に恵まれたものづくりの街

 

日本海に面し、富山、石川と共に北陸三県に数えられる福井県。美しい自然と豊かな水資源に恵まれ、それらを指して「越山若水」という言葉もあるほど。山中峠、木ノ芽峠、栃ノ木峠を通る稜線を境にして、北側は「嶺北 (れいほく) 」、南側は「嶺南 (れいなん) 」と大きく2つの地域に分かれている。嶺北側は越前国、嶺南側は若狭国に統治されてきた歴史があり、今なお地域間には歴史や方言などに違いが見られるのが特徴。嶺北は北陸、嶺南は近畿 (関西) の文化圏に入り、鯖江や隣接する越前・福井一帯は嶺北地域に位置する。

恐竜化石の産生地として有名で、県内のあちこちで恐竜のモチーフを見つけられる。「恐竜王国」の異名もあるほどで、特に発掘が盛んな勝山市は世界有数のスケールを持つ恐竜博物館がある。

蟹の名産地としても知られ、福井県沖で水揚げされるズワイガニのオスは「越前ガニ」と呼ばれる高級ブランド品。一方でメスは「セイコガニ」と呼ばれ、値段も手頃なため県民に親しまれている。また、B級グルメにはソースにくぐらせた薄いカツが乗った「ソースカツ丼」が有名だ。

鯖江と越前は「丹南 (たんなん) 」地域と呼ばれ、伝統工芸から最新の技術まで多種多様なものづくりが盛ん。

鯖江の三大産業は「眼鏡」と「漆器」と「繊維」。眼鏡フレームの生産地として非常に有名で、市のキャッチコピーは「めがねのまち さばえ」。現在の国内シェアは約9割、世界的にも約2割を占める。漆器は1500年以上の歴史を持ち、国内の業務用漆器の約8割は鯖江で生産するほど。繊維産業も羽二重織物を中心に明治期に発展を遂げ、現在では多種多様な合成繊維や特殊素材を生産。高度な技術力は服飾関係にとどまらず、医療やIT業界にも進出している。

越前は1500年の歴史を誇る「越前和紙」の産地として知られ、公家や武家社会の公用紙として古くから利用されてきた。また、室町時代から続く伝統工芸品として「越前打刃物」があり、現在でも古来の鍛造技術を守りながら、調理用包丁を中心に生産を続けている。

歴史

京と北陸をつなぐ交通と文化の要所

7世紀の後半から末期にかけて、律令制度に伴い「若狭国」と「越前国」が成立。若狭国は京都とゆかりが深く、街道を通って塩や海産物を納めていた。越前国は豪族の寄進によって東大寺の荘園が多く置かれた。共に貿易の拠点として発展し、8世紀には渤海、10世紀には宗との交易が行われている。1244年には曹洞宗の総本山である永平寺が建立された。

室町時代には若狭国を武田氏が、越前国を朝倉氏が統治。その後朝倉氏は織田信長の一乗谷侵攻によって滅亡。混乱の中、越前国は一時本願寺の領国となるがやがて信長により鎮圧され、柴田勝家が北の庄を始めとする越前国の一部を治めた。

1871年の廃藩置県で福井県 (足羽県) と敦賀県が誕生し、その後1881年に統一。1890年の府県制公布によってほぼ現在の福井県の形となった。

近年では日本総合研究所が発表する「全47都道府県幸福度ランキング」で、福井県が2回連続で総合1位を獲得。同調査での働く女性の割合、待機児童の低さも同じく全国1位であり、国税調査による夫婦の共働き率も1位を誇る。さらに眼鏡や繊維などの独立資本の企業が多い影響もあり、社長の排出率も35年連続で不動の1位。県全体で「幸福日本一ふくい」のPRを積極的に進めている。

中でも鯖江市はここ数年、全国でも珍しく人口が増え続けており、ものづくりを中心に県外から若者が集まるIターンの動きも注目を集めている。

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