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賑やかな店内の様子
さんち必訪の店

鎌倉観光におすすめの、小町通りにある土産・雑貨店「鎌倉八座」

投稿日: 2017年5月3日
産地:
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こんにちは。さんち編集部の西木戸です。
「さんち必訪の店」。産地のものや工芸品を扱い、地元に暮らす人が営むその土地の色を感じられるお店のこと。
必訪(ひっぽう)はさんち編集部の造語です。産地を旅する中で、みなさんにぜひ訪れていただきたいお店をご紹介していきます。
今回は、2017年3月末に鎌倉・小町通りにオープンしたばかりの「鎌倉八座」をご紹介します。

鎌倉駅東口を出て、鶴岡八幡宮に続く小町通りを進むこと約3分。賑わう小町通りの角に、藍色の看板の「鎌倉八座」が見えてきます。

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内装や商品でも使われているイメージカラーの藍色は、鎌倉時代の武士に「勝ち色」と呼ばれ、縁起がいいとされていた色。湘南在住の藍染ユニット、Litmusさんによる藍染暖簾も素敵です。

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「鎌倉八座」は、“八百万の神奈川土産と、「八」にかけた末広がりの縁起もの”と出会えるお店。鎌倉は、鶴岡八幡宮のお膝元であったり、八福神がいると言われていることもあって、「八」がコンセプト。お店の中央にある什器が八角形になっている他、ロゴ、商品、商品掛けなど「八」にちなんだ縁起のいいもので囲まれています。

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また、「鎌倉八座」という店名には、古都・鎌倉の歴史に紐付く意味合いも。
武家政権の中心地として発展した鎌倉には、幕府に商売の権利を保護された7つの商いの場がありました。絹座、炭座、米座、檜物座、材木座、相物座、馬商座など、業種によって分かれており「鎌倉七座( かまくらしちざ )」と呼ばれたそうです。今でも鎌倉の地名として残っている「材木座」は、文字通り材木を扱う場所だったのでしょう。材木座海岸の東側にある和賀江島( わかえじま )は、材木を集散する貿易の拠点となっていた国内最古の築港( 人口の港 )遺跡。今でも潮干時に見ることのできるたくさんの小石は、その跡だと言われています。

和賀江島にある石碑には、材木座に関する由来も。

和賀とは今の材木座の古い名前であり、この場所が昔はいかだ木が集散する港だったことから、やがて現在の名がつけられるようになった。和賀江島は、その和賀の港の出入り口に築かれた堤を言い今から694年前の貞永元年に、勧進聖人往阿弥陀仏の申請を受け平盛綱の協力を得て7月15日に起工し8月9日に完成させたものである。
参考サイト:鎌倉市HP

「鎌倉八座」は、そんな商業が花開いた歴史ある町・鎌倉で、地域の工芸や食材をはじめ、鎌倉のモチーフや四季を感じられる「土産もの」を揃えた8つ目の新しい商業になる、という意味も込められているのだそう。
地元に古くから続く技術と、現代の新しいものづくりが組み合わさった土産ものが揃っています。古都でありながらも、新しい文化が発展し続ける鎌倉らしいです。
鎌倉の伝統技術を用いて作られた工芸品や、八幡さまの使いであり平和の象徴とされる「鳩」をモチーフにした商品、漫画「オチビサン」の限定アイテムなど、「鎌倉八座」でしか手に入らないオリジナル商品にも注目しながら、気になった商品を紹介していきます。

鳩しるべ

陶器でつくられた鳩の中に、おみくじが入っている「鳩しるべ」。鎌倉の「鶴岡八幡宮」の他、京都の「石清水八幡宮」、大分の「宇佐神宮」など、全国に多数点在している八幡宮ですが、これらの八幡宮を移動する際に道しるべとなったのが鳩だったことに因んで作られました。鎌倉名物に因んだ言葉でお告げが書かれています。

鳩しるべ : 各450円(税別)

鳩しるべ : 各450円(税別)

オチビサングッズ

鎌倉のどこかにある「豆粒町」を舞台にした、安野モヨコさんによる漫画「オチビサン」。鎌倉に住んでいた安野モヨコさんが四季折々の自然や文化を描いています。これまで、オチビサンのWEB SHOPのみで展開していた限定グッズが、初めて実店舗に登場です。アイテムの一例、オチビサンの御朱印帳。四季の草花をイメージしたリースの中でオチビサンたちが遊んでいます。

オチビサンの御朱印帳 : 2400円(税別) ※赤のくみひもは付きません

オチビサンの御朱印帳 : 2400円(税別) ※赤のくみひもは付きません

鎌倉の手彫り豆皿

鎌倉の伝統工芸「鎌倉彫」の工芸士・遠藤英明さんによる鳩の豆皿。一つひとつが手作業で掘られています。丸みを帯びたフォルムがかわいいです。対になった形をセットにして贈りものにも。生漆(茶)と白漆(白茶)で仕上げた2種類です。

鎌倉の手掘り豆皿 : 各4,000円(税別)

鎌倉の手掘り豆皿 : 各4,000円(税別)

鎌倉 ハニカムコーヒー

3分ほどで一気に焙煎するのが一般的なコーヒー豆ですが、ハニカムコーヒーは低温で20分ほど時間をかけて焙煎。豆の持つ苦味の旨さと柔らかさを調整しながら、ていねいに焙煎されたコーヒー豆です。北鎌倉の焙煎工場「ベルタイム」と一緒に作った「鎌倉八座ブレンド」です。

鎌倉 ハニカムコーヒー : 640円(税別)

鎌倉 ハニカムコーヒー : 640円(税別)

鎌倉ハト豆

子ども達にひもじい思いをさせたくないと、平和を願い作られた”ハトマメ”。130年間作り続けられている「ハト豆」は、今でも手作業で作られており、永らく福岡県朝倉のみで販売されていましたが、この度はじめて、平和を願う思いと八幡さまの鳩に縁を感じ、鎌倉八座限定で販売です。オリジナルのパッケージで展開します。

鎌倉ハト豆 : 300円(税別)

鎌倉ハト豆 : 300円(税別)

藍色だるま

平塚市にある、創業150年のだるま屋・荒井だるま屋さんと作った、藍色のだるま。藍色は鎌倉時代、武士たちに「勝ち色」とされ、縁起のよい色とされてきたそうです。末広がりの八の字が胸に入っています。

藍色だるま 大 : 2,000円(税別)/小 : 1,000円(税別)

藍色だるま 大 : 2,000円(税別)/小 : 1,000円(税別)

湘南手捺染 鳩菱紋(はとびしもん)

平塚市にある手捺染工場で、昔ながらの技法を用いて一反一反ていねいに手染めされたテキスタイルを使ったシリーズ。八幡さまの使いである鳩を、子孫繁栄・無病息災に無病息災に通じるとされる「菱紋」に見立てた縁起の良い文様。鎌倉で時々見かける、愛らしくもお騒がせなリスも時々登場しています。
八の字型の袋と鳩テキスタイルの2つの「ハ」が合わさった「八重ご縁守り」。お清めした5円玉を納めて身につけることで、末広がりにご縁が訪れるよう願いが込められています。

八重ご縁守り : 800円(税別)

八重ご縁守り : 800円(税別)

ペットボトルカバー、御朱印帳、ギャザーポーチ、小銭入れ、定期入れ、香袋などの、日常的に使えるアイテムが揃います

ペットボトルカバー、御朱印帳、ギャザーポーチ、小銭入れ、定期入れ、香袋などの、日常的に使えるアイテムが揃います

鎌倉にちなんだお土産の揃う「鎌倉八座」は、誰かへのお土産に加えて、鎌倉観光の思い出として自分の分も持ち帰りたくなるような商品がたくさんありました。
明月院・長谷寺・成就院といった紫陽花の名所も見頃を迎える時期です。お出かけ際には、「鎌倉八座」へも足を運んでみてはいかがでしょうか。

鎌倉八座

鎌倉市小町1-7-3
0467-84-7766
営業時間 : 9:30〜18:30

文 : 西木戸弓佳
写真 : Nacása & Partners Inc.
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