さんち 〜工芸と探訪〜

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日本の暮らしの豆知識

二〇一六 師走の豆知識

投稿日: 2016年11月22日
産地: 今治
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こんにちは。中川政七商店のバイヤーの細萱久美です。
11月から始まりました、連載「日本の暮らしの豆知識」は歳時記をベースに、その月に合わせて選んだ暮らしの道具について紹介していきます。

12月の旧暦は「師走」ですが、師走の語源は、僧(師)がお経をあげるために東西を馳せる(走る)月、というのが有力な説かと思います。
新年を迎える準備も昔ほど複雑ではなくなりましたが、それでも大掃除、年賀状の準備、お年賀の準備などで、何かと忙しない月なのは現代も変わりません。

かつては、暮れの内に新調してもらった和服を元旦に着て、まずは家族揃って祖先神である「歳神様」をお迎えし、その後神社に参拝に行くのが一般的だったそうです。現代ではそのような習慣のある家も少ないと思いますが、新年に新しいものを身に付けたり、新年を区切りに古くなったものを新調すると、清々しく過ごせる気がします。
例えば、下着や寝具の状態をチェックしたり、歯ブラシやタオルなどの消耗品は、買い替え時として分かりやすいタイミングかもしれません。

今回はその中から、タオルの選び方やお手入れのちょっとしたコツをお話したいと思います。素材や織り、デザインなど多種多様なタオルがあるので、選ぶ際は悩んでしまいますね。ただ、使い心地が好みに合わないと、毎日のことなので結構気にはなります。すぐに使わなくなると勿体ないので、相性の良いタオルを見つけたいものです。肌触り、吸水速乾に加え、重量感やボリュームもチェックポイント。そして品質の良さは耐久性にもつながるので、多少価格の高いタオルでも、結局割安になるかもしれません。品質面では、ジャパンブランドとなった今治タオルは、選ぶ際の一つの目安になるかと思います。今治タオルは独自の品質基準を設けて、合格したものだけがブランドとして認められています。

デザインも好みにはなりますが、飽きずに使うことや、バスルームが「見せる収納」の場合は特に、ベーシックな色無地がおすすめです。潔い白も素敵ですし、ベージュや薄いブルーなど少し色があっても、気軽さが加わり使いやすいと思います。

お手入れについてですが、お気に入りのタオルをより気持ちよく、より長く使うためのコツはご存知でしょうか?世間ではちょっとした柔軟剤ブームですが、タオルには頻繁な柔軟剤使用は不要です。逆に吸水性が落ち、毛羽が出やすくなったりするのでご注意を。ただし、使い込んでへたってきた場合は、少量の柔軟剤使いは有効です。あとは、毛羽立ちやパイルの引っ掛かりを防ぐためにも洗濯ネットに入れてお洗濯してください。

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あくまでも私の好みにはなりますが、片面パイル片面ガーゼのタオルを好んで長年使っています。重厚感のあるパイルタオルや、逆にふわふわのタオルよりも、軽やかさと多少のしっかり感を兼ね備えたタオルが使いやすく感じます。比較的乾きも早いので、梅雨時期でも臭いが気になりにくかったり、季節によって使う面を変えられたり、収納にもさほどかさ張らないなど、機能的なメリットも多いタオルです。

タオルは日々の生活に欠かせないので、肌に合う一枚と出会えるとちょっとした幸せすら感じさせてくれる、師走の暮らしの道具です。

<掲載商品>
パイルガーゼタオル

細萱久美 ほそがやくみ
東京出身。お茶の商社を経て、工芸の業界に。
お茶も工芸も、好きがきっかけです。
好きで言えば、旅先で地元のものづくり、美味しい食事、
美味しいパン屋、猫に出会えると幸せです。
断捨離をしつつ、買物もする今日この頃。
素敵な工芸を紹介したいと思います。

文・写真:細萱久美
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