さんち 〜工芸と探訪〜

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杉彫工房

佐賀の伝統工芸品、「浮立面」を今も作り続ける工房

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佐賀の伝統工芸品「浮立面 (ふりゅうめん) 」を4代にわたって作り続けている杉彫工房。浮立面とは、佐賀県重要無形民族文化財に指定されている踊り「面浮立 (めんぶりゅう) 」の際に、踊り手がつける面のこと。

杉彫工房では、浮立面だけでなく、仏像彫刻、木彫工芸品、雑貨、木彫プレートなどの制作も行う。店内展示作品の購入のほか、雛人形や木彫り兜、佐賀では結婚祝いや新築祝いにも用いられる浮立面などの贈り物、表札や名札などをオーダーメイドで依頼可能。

4代目小森惠雲 (こもり けいうん) 氏は、県内の高度に熟練した技能者であることを示す「佐賀マイスター」の認定を受けている。地元の伝統工芸を未来へと残す取り組みとして、小中学校でのものづくり指導も積極的に行っており、浮立面の制作工程やその歴史についても造詣深い。

雌・阿 (右) と雄・吽 (左) で一対となる浮立面

雌・阿 (右) と雄・吽 (左) で一対となる浮立面

巨大な浮立面。こうした大きなサイズの依頼を受けることもある

巨大な浮立面。こうした大きなサイズの依頼を受けることもある

壁にかけられた浮立面。地域によって少しずつデザインが異なる

店内の様子。壁にかけられた浮立面。佐賀県内の地域によって伝わるデザインは少しずつ異なる

こちらは明治時代に作られたもの

現代のものだけでなく、明治時代に作られたものなども展示されている

店内の一角に作られた工房では、日々制作が行われている

店内の一角に作られた工房では、日々制作が行われている

佐賀県南西部の伝統芸能「面浮立」の様子

佐賀県南西部の伝統芸能「面浮立」の様子。笛、鉦、太鼓などの囃子に合わせて踊る。五穀豊穣、雨乞祈願、奉納神事などの祭典や特別な行事の際に行われる

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