さんち 〜工芸と探訪〜

SUNCHI ~ Explore japan through regional crafts ~

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さんちのオススメ産地 19 長崎 波佐見はさみ 波佐見はさみ

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長崎
波佐見

概要

長崎県「波佐見」は、日用使いの焼き物の町

長崎県のほぼ中央に位置し、県内で唯一海に面していない町。棚田や沢の景色が広がるのどかな地域である。

 

「波佐見焼」の産地としても知られている。

 

「有田焼」で知られる佐賀県有田町の他、長崎県佐世保市、川棚町、佐賀県有田町、武雄市、嬉野市と隣接し、総面積約56㎢、人口は約1万5000人。実にその2割から3割の人が焼き物に関係する仕事に携わっているという。

 

町内にはかつて石炭窯で使われた煉瓦造りの煙突群や、製陶所跡を改装したカフェがあり、小高い丘の上にある「やきもの公園」はスツールや案内板も全て磁器でできている。

 

毎年ゴールデンウィークに波佐見陶器祭が開催され、多くの買い物客で賑わう。

  • 日本の食卓を支えてきた波佐見焼

歴史

波佐見の歴史

旧石器時代や縄文時代の土器石器類が発掘されたり、飛鳥時代に行基が建立したといわれる東前寺があるなど、古くから人々が暮らしていた波佐見町。

関わりの深い大村家はキリシタン大名として知られる18代当主「大村純忠」で名を知られ、1587年に豊臣秀吉より安堵されて立藩した約2万8千石の外様小藩である。波佐見町も大村氏が治め、キリスト教と深く関わって来た。

長崎県波佐見町の風景

いまや町の代名詞とも言える「波佐見焼」は、天正遣欧使節の原マルチノが生きた時代、1598年に大村藩の初代藩主の大村喜前(よしあき)が朝鮮出兵から連れ帰って来た朝鮮人陶工たちによってはじまった。

現代の波佐見焼

波佐見焼が庶民の食卓に定着しはじめたのは、江戸時代から。

当時、大阪では淀川を船で行き来する労働者たちに、小船の上から「餅くらわんか、酒くらわんか」と少し乱暴に声を掛けながらお酒や食べ物を売る商売が繁盛した。

そこで使われたのが丈夫で壊れにくい厚手の「くらわんか椀」だ。

くらわんか椀の誕生により、高級品というイメージがあった磁器が日用品として家庭にひろまった。

波佐見焼は大量生産を得意とし、生産量が日本一を誇るまでになった。

波佐見焼マルヒロのブランド「HASAMI」

※波佐見焼について詳しくはこちら:「『波佐見焼』とは?その特徴と歴史。近年注目の理由はここにある」

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